東北旅行記 (2011年夏 和旅行オフ)


去る8/26〜28の間、こちらのサークルのオフ旅行に参加してきました。
和旅行参加は長野諏訪方面、銚子犬吠崎〜鹿島神宮に続き三度目。
今回も本当に楽しい旅行となりました。

……色々あって旅行記を書くのは随分久しぶりになってしまって、ちゃんと伝わるか少し心もとないですが……
道中撮った写真等も交えつつ、旅の様子など伝えられればと思います。



8/26

旅の始まりは東北の中心、仙台から。
天候は生憎の小雨だけれど、この位の方が過ごし易くていい。

集合時刻ほぼぴたりの午前11時。
渋滞により少し遅れて、現地合流となったといちやさんの車に乗る面々を除く全員と顔を合わせる。
ここにレンタカーを加えて最初の目的地「瑞鳳殿」へ。

〜「瑞鳳殿」〜

仙台市内に位置する伊達政宗公の霊廟が最初の目的地。
ここでといちやさん一行と合流。
早速観光へ。


  
急な坂道を登って行く。


  
入場料を支払って更に階段を上り……
やっと到着。


境内はかなり換算とした雰囲気。
戦国BASARAとかの影響でもう少し賑わっていてもいいようなものだけど、まあ、平日の昼間な上にこんな天気じゃ無理もない。
それに、この位の方が空気としては廟らしい。

  
中の様子

桃山期の建築らしく、とても煌びやか。
雨露に濡れて、少し滲んだ感じがとてもいい雰囲気。


〜「青葉城(仙台城)」〜
次の目的地は青葉城。
伊達政宗公の居城にして難攻不落の要塞。
実は城好きでもあるので、結構wktkしておりました、はい。

  
左:まずは城内の神社にお参り。
右:青葉城といえばこの像が有名。


そしてなぜか。


戦艦大和を見に行く事に。

どうも太平洋戦争時の資料館なんかが城内にあるようで、そこの特別展として戦艦大和(と空母「飛龍」、巡洋艦「矢矧」他多数)の巨大模型展が催されていました。
青葉城まで何見に来てるんだって話ですが、これはこれで面白かったので良し。うむ。



その後、大和を見に行った組と周囲を散策していた組と合流して、少し遅めの昼食へ。
安いレストランは軒並み閉店中で、結構いい値段する牛タン屋に決定。
まあ、仙台といえばこれだし、たまには、ね。
という事で昼は牛タンに。
一気に11人、店員さんわたわた。
暫く待って、奥のダイニング席へ。

  
左:注文した牛タンキーマカレー。
  カレーとしては間違いなく美味い、美味いんだけど、ナンカチガウ。
右:普通の牛タン定食。



食後は青葉城の資料館へ。



何故か若本。しかし普通にアナゴさんでした。
ブルァァアアッ!!は無かった。 ってか普通に面白かった。


  
展示品とか。

やっぱりお城いいね、お城。
一通り満喫した後、次は大崎八幡を経由し、宿へ。

  
左:大崎八幡宮。 
右:途中経由地。酷いネーミングセンス。

ちなみにここで、昼間は全然牛タン食べた気がしないからと牛タンソーセージを食べたわけですが、結局これもミンチやん……

〜宿:鳴子温泉〜
この日の宿は奥州三名湯の一つ、鳴子温泉。
なかなかいい雰囲気の旅館なのに、今回宿の写真を撮っていなかったのが惜しい。
ちなみにこの日の旅館、警察署まで徒歩一分。
防犯性は抜群であり、やらかした際タイーホされるまでの迅速性もまた抜群である。大人しくしましょう。

と、いって収まらないのがこの旅行である。

最早お約束というか、恒例行事。


順番的にはこちらが先。
旅館の晩飯。
思ったより重くて苦戦。おいしいんだけれど……
ちなみにこのご飯(右上の釜)が曲者で、固形燃料が燃え尽き、かつ暫く蒸らさなければ食べられない(所要時間約20分)というメニュー。
ご飯が欲しいと思ったときに食べられないもどかしさ。

  
天夢さん、といちやさんと出かけた旅館近くのコンビニにて。
天夢さんのブログにも上がってましたが、ここのコンビニ訓練され過ぎやろ……


夜は温泉を満喫したり、上の写真のように勇者グッズを広げてゲラゲラ笑いながら撮影会やったりしてる内に過ぎて行きました。

8/27

朝、この日は途中参加の人と一ノ関駅で合流した後、6月にユネスコの世界遺産に登録された「平泉」へ向かう事に。

朝風呂の後の朝食。


朝食バイキングコレクション。
こうしてみると、性格とか、食生活とかが少し垣間見えて面白いね。
  

  

〜出発〜毛越寺〜中尊寺〜猊鼻渓〜

さて、朝食をとり終わり、チェックアウトをしたらいざ出発。
この日は前日と違って抜けるような快晴。
暑くなりそうだけど、旅はやっぱりこうでなくちゃ。

ここまであまり気にしていなかったけれど、一ノ関駅周辺にて、全半壊した建物がところどころで放置されている所を通りがかる。
震災の爪痕は今だ深く、あちこちに残っている(最終日にも、いたるところが陥没した道路を通った)。
道のりは長くとも、少しでも元通りになればと願わずにはいられなかった。


さてさて、一ノ関駅にて新たに3人の道連れを加えて出発。
最初の目的地は庭園で有名な毛越寺。
(割と綺麗に撮れてるので少し大きめで掲載)
←1. 2.→
  
←3. 4.→
  
1.池。魚とか結構いた
2.境内を流れる小川。池へと注ぐ。 せせらぎの音がとても涼しげ。
3.中々面白い石像だったので思わず一枚。
4.お堂。


ちなみにここではちょっとした写真講座が開かれてました。
これだけ旅行好きが揃えば一眼の二台や三台は当たり前、これだけ一眼持ちが居れば写真好きの二人や三人は当たり前、である。
例えば1.の写真なんかもアドバイスを受けて撮ってみたもので、こうして少しでも写真がレベルアップできるなら、これもまた一つの楽しい旅の形だ。

毛越寺を満喫したら、次は中尊寺へ。
ここは教科書でおなじみ金色堂のある寺として有名。
平泉でまずここを思い浮かべる人も多いのではなかろうか。
かく言う自分もその一人です。


流石に中は撮影禁止なので、外や境内の他の建物を何枚か。

    


    


ううむ、なんか同じような構図ばっかりだなあ……orz
どうすれば良く見えるか、も考えてるつもりだけれど、微妙にしかなってないのがまだまだだ。

さて。
予定の上では、この時点でかなりギリギリな時間に。
このまま予定通りの行程をこなすのは難しいということで、この後の行程は次の二つから選ぶことに。
1.猊鼻渓を諦め、昼食後神社に立ち寄りのんびりと宿へ。
2.昼食を諦め、猊鼻渓の川下りを楽しんだ後、宿へ直行。

.多数決の結果、2.へ。

と、言う事で景勝地猊鼻渓の川くだりへ。

    

とにかく水が綺麗。
流れる川音は涼やかで、時折渡る風は実に爽快。

船待ちの間に食べた鮎が絶品(写真撮り忘れたっ)でした。

船に乗り込み、まずは川を上る。
水の流れは穏やかで、とても浅い。
にもかかわらず水は冷たく、多数の魚が群れていました。
船は両岸の切り立った崖に挟まれながら、ゆっくりと川を上っていきます。

←1.  2.  3→
    

←4. 5. 6.→
    

1,2
圧倒的スケール感。

3.
写真では伝わりませんが、これ、見ると遠近感覚が狂ってしまって不思議な感じがします。
その位大きな岩壁。
これは猊鼻渓最奥部にある大猊鼻岩。ここへは船を下りて徒歩で散策。
この巨岩壁には小さな穴が開いていて、ここに願掛けの石みたいなのを投げ入れて美味く穴に投げ込む事ができればご利益があるとのこと。
今回の旅行参加メンバーでは全83発投擲中、命中2。
そうそう簡単にご利益なんて貰えないってことですね。(あるいは(自分を含め)ノーコンが多いのか?)

4.
帰りの船より。
迫る崖、なんだかファンタジックで実に厨二心をくすぐると思いませんか?w

5.
鴨。かわええw

6.
わらわらと併走する鯉。
実際はこの写真の三倍くらい群がってました。



帰りは船頭さんの舟歌をBGMにゆっくりと下ります。
まさに雰囲気満点で、とても癒されます。

〜船旅の終わり〜宿〜

およそ1時間30分の船旅もあっという間。
急いで宿へ。
途中、水沢江刺にて生憎の途中離脱となった功坂亮さんを見送ってから宿へ。

この日の宿は川べりに建つ小さな旅館。
でも設備も新しくて綺麗で、なかなかいい旅館でした。


飯も美味い。

この日の夜も、酒盛りしたり、温泉入ったり、恒例行事をやったりで瞬く間に過ぎて行きました。
あ、この日の恒例行事の写真は流石に自主規制。(村崎さんの旅行記にはチラリと上がってます)
アレはヤバい。悪ノリし過ぎだ。
まあ、自分も混ざってゲラゲラ笑ってたけどさあ……

8/28

朝。
朝風呂と朝食を済ませて宿を出発。
この日は花巻へ向かい、宮沢賢治記念館と、わんこそば大会。
今日も楽しい旅程になりそうだー。


朝食。
昨日の夕食より、旅館の仲居さんからは「この集団はやたら良く食う。」と警戒されてか大きなおひつに大量のご飯。
しかし、昼のわんこそば大会を案じて、一同苦笑い。

〜宿〜宮沢賢治記念館〜わんこそば大会〜


さてさて、宿を出てから車で一時間弱。
一度道の駅でお土産を買ってから、この日最初の目的地、「宮沢賢治記念館」へ。


  
入口の様子。

宮沢賢治と言えば、童話作家でありながら科学者でもありました。
と、言う事で館内には科学館じみた展示もあったりでちょっとごっちゃりしてる感が面白い。

じっくり見て廻った所で。
お楽しみわんこそば大会。
どうやら今回行く店はわんこそば大会発祥の店らしく、結構な老舗。
楽しみです。




今回のお店。 中々に趣ある店構え。


戦争の始まり。

出てくるのはこんな感じ。
このおわんにどんどんそばが投入されていく。
左上の大き目のおわんはたまってきたつゆを捨てる所。
マッチ棒で食べた数をカウントし、おわんの蓋を閉じればギブアップ。
あと紅葉おろしめっさ辛い。



  
戦争の様子。
物凄い勢いで食べて行く。
ちなみに自分は29杯。
公式記録換算で大体87杯でギリギリ平均に届かず。
無論最下位である。

……当面、そばは要らない。

〜駒形神社〜旅の終わり〜
満足を通り越してげんなりするくらいそばを食った所で、時間に少し余裕が出来たので、二日目に断念した神社へのお参りをする事に。
高速に乗って、一路駒形神社を目指します。


道中で遭遇した陸自部隊の車列。お疲れ様です。


駒形神社。
静かな佇まいにとても落ち着いた雰囲気。
移動の疲れが少しずつ和らいで行く。

生憎、巫女さんは見かけることが出来ませんでした。
無念。

楽しかった旅もあとわずか。
本当、あっという間でした。
けれど、その密度は相当なものでした。

最後に最寄のくりこま高原駅で合流し、東北組、自動車帰宅組、新幹線帰宅組に分かれることに。
自分は翌日朝から仕事だったので新幹線で帰ることに。財布が痛い……。

次回の旅行にまた参加できることを祈って、此度の旅行は解散となりました。


帰りの新幹線。




〜最後に〜
此度の旅行は本当に楽しいものとなりました。
これほど楽しい旅行を企画・運営してくださった、幹事の村崎さん、本当にありがとうございました。
道中車を運転してくださった村崎さん、といちやさん、熊沢さん、Kazumaさん、kraadさん、ありがとうございました。
そして参加した皆さん、お疲れ様でした!

それではまた次回の和旅行オフもご一緒できる事を祈りつつ、ペンを置こうと思います。



お疲れ様でした。

幹事の村崎さんの旅行記
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