・20日
- 起床、ブレック・ファースト・インパクト -
5:30 起床。
本当の意味での旅の始まり。
昨日は一日が殆ど丸々移動だっただけに既にガッツリ旅行した気分になっていましたが、ここからが本番です。
今日はベトナムに4つある世界遺産の内の一つ、「ハロン湾」クルーズに行きます。
かねてから行きたかった、ベトナム随一の景勝地。そして同行した自衛無数が強く希望したポイント。
期待に胸が膨らみます。
さて、何をするにもまず朝食ですが、ホテルと言ったらバイキング、と言う事でご多分に漏れずありました。
7:30 朝食。
![]() |
こんな感じ。中々に豪勢。 |
どんなものかは大体分かるのですが、見事に初めて尽くし。
とりあえず左上から時計回りに、、豆腐のスープ、プレーンおかゆ、ドーナッツやらパンやら、グァバジュース、プレートの上は何かしょっぱい卵にハム、ドラゴンフルーツ、きゅうり、トマト、後瓜みたいな果物にマスタードソース。
コーヒーのサービスを受けつつ食べるのですが、これがなんと美味な事か。
朝からこんな贅沢してて良いのやら。否。良いのだ、良いのだ。
そうこうしているうちにあっという間に集合時間に。
とっとと準備を済ませます。
- ハロン湾へ -
8:30 出発。
準備を済ませロビーへ向かうとガイドさんは既にロビーで待っていました。
挨拶だけ済ませると、時間もあまりないということで早速出発。
海に沿う大通りを進んでいきます。
ホテルから船着場まではおよそ10分くらい、その間に軽い注意事項(船着場周りは非常にスリが多いから、手荷物には特に気をつけること)を受けます。
車を降りるや否や、鞄をぐるりと前へ。
今日の為に用意した新兵器、盗られてなるものか。
![]() |
![]() |
|
船着場の様子。 | 港を進む手漕ぎ船。何か、いかにも「らしい」。 | |
![]() |
||
船着場の桟橋より。同様の観光船がびっしり並ぶ。 | 今日の船長さん。中々に男前。 |
ガイドさんから渡されたチケットを改札に渡して船に乗り込むと、程なくして出発。
徐々に遠ざかっていく陸地、遠くにホテルが見える。
- ハロン湾 -
9:00 出航。
徐々に遠ざかっていく陸地、遠くにホテルが見える。
どこで乗るどんな船でも感じられるこのわくわく感っていうは本当にたまらない。
落ち着いてなんていられるものか。
と、言うわけで船内散策、デッキに出てうろうろ、そして手当たり次第に撮りまくる。
これがまたなんとも楽しいんだ。
![]() |
![]() |
|
||
遠ざかる陸地。ハロンの町。 | バイチャイ橋。日本のODAにより建設された橋。 | 船の露天デッキ。満喫するには最高の場所。 | ||
![]() |
![]() |
![]() |
||
他の観光船と艦隊を編成。 | 雄大。 | 徐々に近づく切り立った島々。弩迫力。 |
ちなみにハロンとはハ=降りる、ロン=龍、つまり龍が降りると言う意味で、この地方に伝わる伝承(はるかな昔に龍が降り立ち、この地方の人々を悩ませていた外敵を撃退した)に由来する地名だそうです。
こういうの、調べてみても面白そうですね。
10:00 小島に〜天宮洞。
暫く湾内クルーズを楽しんだ後、観光船はいくつかある島の内の一つへ。
この島はハロン湾クルーズコースの目玉の一つ、「天宮洞(ティエンクンドン)」のある小島へ。
観光の目玉だけあってとても良く整備されていました。
中も不自由ない程度には明るく、とても歩きやすい。
大勢の観光客でにぎわう中、初めて見る鍾乳石にポカーン。
![]() |
![]() |
||||
浸食の跡。満潮時には海面下に隠れるのだろう。 | 桟橋から、この橋を渡って島へ上陸する。既に人がぞろぞろw | ドン ティエン クン、「天宮洞」。 | |||
![]() |
![]() |
![]() |
|||
ティエンクン洞窟内部の様子。こうしてライトアップされている石もある。 | でかい鍾乳石。 | 洞窟から出ると展望台に。そこから船着場が一望できた。 |
![]() |
![]() |
![]() |
|||
うわっ危ねっ! 慌てて窓から突き出していた腕とレンズを引っ込める。 | ほら、言わんこっちゃ無い。いくらタイヤぶら下げてると言ってもこんな出方じゃあ… | 港から出てすぐに来たバナナ売り。ボートで接舷して窓越しにやり取りする。スルー。 |
10:30 水上生活村〜食事。
天を覆い、ずいと迫る切り立った岩山はまるで自分達の乗る小船を威圧しているかのよう。
改めて自然の創り出す大造形物に驚愕する。
暫く小島群の縁をなぞらうように進む。
中でも一際狭い水路を抜けた先には開けた視界といくつかの建物が浮かんでいる。
文字通り、浮かんでいる。
これがハロン湾クルーズのメインの一つ「水上生活村」。
ガイドのNさん曰く、この村は周りを小島がまさに城壁のように取り囲んでいるおかげで台風の影響も少なく、一年を通して穏やかなのだとか。
また、小学校もあって子供達はそこで勉強できるが、中学校以上は陸地まで船で通わねばならないのだそう。
日本じゃまず考えられない村。
でも、なんだかファンタジーチックで好きです。こういう村。
こう、普通じゃない(平らな、土の上じゃないところに町や村)ってのに凄く萌えるw
さて。この村は見た目とたがわず漁村です。この村特産のハロン湾で獲れた海の幸を生簀で飼ってます。
鯛、ごち、海老、蟹、鮫、カブトガニまで。
このカブトガニまであるのには流石にびっくりしましたが、食用として中々においしいのだとか。
それでもやっぱり高い(約$45)上に量もあるので、普通は宴会なんかで4〜5人で割り勘して食べるものなのだとか。
ちなみに現地の人からすれば、$45っていえば途方も無い高級食材になるんですよねえ……。
あとからちょこちょこ値段が出て来ますが、それと比較してもらえればどんな代物か分かるかと。
さてさて、テンションが上がって仕方なかったわけですが、残念な事にこの島にはあまり長居は出来ませんでした。
まあ、お世辞にも大きいとは言えない村ではあったのですが、ちょっと村とか生簀とか、記念写真とって貰って終わりと言うのは少し物足りなかったな。
と、言ったそばから音を上げる胃袋。
丁度いい時間でした。
船上ランチの時間です。お待ちかねお待ちかね、ハロン湾名産海の幸のコースです。
インディカ米のライスに、薄めの味付けの料理。
でも程よくしょっぱさと磯の香りでご飯が進む進む。
正直、お皿で出てきたご飯だけじゃ足りない。お茶碗大盛りのご飯がとても恋しかった!
![]() |
ホテル船。次回はこういうのに泊まってみるのも良いかも。 |
>Return to TOP >Travel TOP Back< >Next